どうも、りょうです。
今回は調味料の豆知識です。
料理に欠かせない調味料。しかしそれは、味を付けるためだけのものではありません。
日本食に使われる代表的な調味料、ぞれぞれにある効果をまとめてみました。
調味料の効果☆砂糖・塩・酢・醤油・味噌
日本食の基本の調味料「さしすせそ」。
さ・・・砂糖
し・・・塩
す・・・酢
せ・・・醤油 (せうゆの「せ」)
そ・・・味噌 (みその「そ」)
例外はあります、実際味付けの順番もこの通りがいいとされています。
それでは、それぞれの効果を見ていきましょう。
【さ】砂糖
料理の効果
・素材を柔らかくする
・魚・肉の臭みを取る
・照り・焼き色を出す
・酸化、腐敗を防止する
※具に沁み込むのに時間がかかり、また他の調味料の浸透を促す効果がある為、早目に入れる。
【し】塩
料理の効果
・余分な水分が抜けて旨みが凝縮し、味が引き締まる
・魚・肉の臭みを取る
・発酵・酸化を防止する
・保存が効く(濃度10%以上では長期保存が期待できる)
・変色を防止する
※素材の水分を外に出す作用があり、あまり早く入れると具材が硬くなってしまう。
身体への効果
・ミネラル補給
【す】酢
料理の効果
・塩味をまるくする
・アクを取る
・魚(アルカリ性物質)の臭みを取る
・殺菌効果がある
・変色を防止する
※早目に入れると香りが飛んでしまい、最後に入れると逆に酸味が強く残る。
身体への効果
・血液を弱アルカリ性にし、サラサラにする
・体内の酸化を減らす
【せ】醤油
料理の効果
・魚・肉の臭みを取る
・照り・焼き色を出す
・殺菌効果がある
※早目に入れると香りが飛んでしまうので、後半に入れる。
身体への効果
・食欲を高め消化を助ける
【そ】味噌
料理の効果
・味をまろやかにする
・魚・肉の臭みを取る
・保存が効く
※早目に入れると香りが飛んでしまうので、後半に入れる。
身体への効果
・体内の酸化防止
・がんの予防
・疲労回復
・腸内の腐敗菌や有害物質を体外に送り出す
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最後に
どうでしたでしょうか。
普段、なんとなく使っている調味料。
味だけではなく、沢山の効果があったんですね。
日本料理の基本、「さしすせそ」は順番も含めとても覚えやすいので、是非頭の片隅に置いておいてください。
料理をするとき、かなり役立つのではないかと思います。
調味料の豆知識第2弾、酒とみりんに関する記事も併せてどうぞ。
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