どうも、りょうです。
本日は、玉ねぎを炒める際の裏技をお教えします。
カレー、シチューやオニオンスープなど、玉ねぎを弱火でじっくり炒めれば炒めるだけ美味しくなることはご存じですよね。
ただ、それだけ時間がかかります。
そこで朗報!!
長い時間かけて出来るはずのあめ色玉ねぎが、僅か10分で出来てしまいます。
それでは早速、その目から鱗な裏技を見てみましょう。
あめ色玉ねぎを10分でつくる方法
材料 (玉ねぎ1玉分)
玉ねぎ | 1玉 |
塩 | ひとつまみ |
水 | 150~200cc |
手順
フライパンに油を敷き、薄切りした玉ねぎを入れる。
塩を振りかけ混ぜたら、強火にし、2~3分放置する。
軽く混ぜ、また2~3分放置する。
軽く混ぜたら、50~60ccの水を入れる。
水が飛ぶまで待ったら、軽く混ぜる。
これを2~3度繰り返せば、完成!!
ポイント
まず、玉ねぎはみじん切りではなく薄切りにします。
表面積が多ければ多い程早く火が通ります。
一番いいのはすりおろしですが、今回は形を残す、オーソドックスな薄切りにしました。
また塩をかけることで、玉ねぎの水分が早く抜けます。
最初の強火での放置時、端が少し焦げることもありますが、気にしないでOK。
水を入れ飛ばす作業は2~3回と書きましたが、好みの色になるまで様子を見ながら繰り返してください。
豆知識
メイラード反応
炒める程にあめ色になるのは「メイラード反応」と言い、玉ねぎの糖分とアミノ酸が化学反応を起こす現象です。
それにより、玉ねぎの甘味や旨味が凝縮します。
今回のように水を入れることで、玉ねぎから糖分とアミノ酸が溶けだし、反応が早く進みます。
用途例
あめ色玉ねぎを使ったレシピをいくつか紹介します。
最後に
「弱火でじっくり炒める」という概念を覆したこの裏技、どうでしたでしょうか。
これなら短時間で玉ねぎの旨味を引き出せますね。
是非お試しあれ!
ただし、最初に塩をかけているので、味付け時には塩加減にご注意を。