どうも、りょうです。
本日は、豪華な趣のある、ローストビーフのレシピ紹介です。
クリスマスやお正月、またなにかお祝いのときにピッタリな料理です。
いくつかのコツはいりますが、ポイントをしっかり掴めばしっとりとジューシーにつくれるんです。
それでは、早速レシピを見てみましょう。
しっとり柔らか★自家製ローストビーフ★レシピ
手間: ★★★☆☆
時間: ★★★★★
難易度:★★★★★
材料 (5人前)
牛もも肉 | 500g |
塩・こしょう | 適量 |
ローズマリー | 適量 |
玉ねぎ | 1個 |
にんにく | 1片 |
★赤ワイン | 80cc |
★しょうゆ | 50cc |
★みりん | 50cc |
★砂糖 | 大さじ1 |
★酢 | 大さじ2 |
※使用する食材・調味料は、化学調味料を含む添加物を一切使用していません。
レシピ
牛もも肉を常温に戻し、フォークで肉全体に刺す。 ←※1
水分を拭き取り、塩・こしょうをすり込む。
にんにくと玉ねぎをすりおろしておく。
フライパンに油を敷き、ローズマリーを入れ、肉の表面を強火で一気に焼け目がつくくらいに焼く。
※フライパンは洗わずそのままにしておく。
肉を耐熱のビニール袋に入れ、空気をよく抜き口を閉じる。 ←※2
お湯が沸騰したら火を止め、肉を入れる。 ←※3
30分立ったら肉を引き上げ、祖熱が取れるまで待ち、冷蔵庫に入れる。
肉汁の残ったフライパンにオリーブオイルをひき、すりおろしたにんにくを入れて火にかける。
にんにくの香りがしてきたら、すりおろした玉ねぎを入れて炒める。
★の調味料を全て入れ、5分間煮込む。
ソースは粗熱が取れるまで待つ。
肉を薄めに切り、ソースをかければ完成! ←※4
ポイント
下準備の筋切りはしっかりと (※1)
下準備としてフォークを肉全体に刺すのは、赤身肉における筋切りの作業です。
仕上がりの食感に大きく影響するので、少し大げさかと思うほど念入りにしてくださいね。
※挿した穴は、火が入ることで見えなくなるので、気にせず思う存分刺しちゃってください。笑
ビニール袋はしっかり空気を抜く (※2)
肉をビニール袋に入れる際は、出来る限り空気をよく抜いて口を閉じてください。
空気が入ってしまうと浮いてしまい、火の通りにムラが出来てしまいます。
うまく出来ない場合は、閉め口の端にストローを入れ空気を吸い込むとうまくいきます。
低温調理でじっくり火を通す (※3)
ボイルは弱火でじっくり火を通す、いわゆる低温調理がコツです。
低温調理をすることにより、肉が硬くならずしっとりとした仕上がりになります。
しっかり火が通っていないんじゃないかと心配せず、決まった時間で引き上げてください。
長めに入れておくと、肉が硬くなってしまいます。
筋に逆らうように切る (※4)
完成したローストビーフを切るにも1つコツがあります。
繊維に対して直角に切る、です。
筋の流れを見て、それを断ち切るように切ってください。
それにより、筋を感じずやわらかい食感でいただけるのです。
豆知識
中が赤いのは生ではないのか
ローストビーフは、切った断面が綺麗に赤いので、食中毒の心配などされる方もいるかもしれません。
まず、結論から言うと、ローストビーフは生ではありません。
通常、肉は加熱するとたんぱく質の変質により色が変わります。
ですが、今回のように低温調理した肉は、変色が殆ど起きないため赤いままなのです。
ちなみにもう1つ、ローストビーフは切った直後は薄いピンク色ですが、数分たつと鮮やかな赤色に変色します。
肉の中のミオグロビンというたんぱく質の一種が、空気中の酸素に反応して色が変わる為です。
ただし、更に長く置くと茶色に変色し、水分が逃げパサパサになってしまうので、お早めに召し上がれ。
肉から出る赤い液体
低温調理が終わり冷蔵保存していたローストビーフから、必ずといっていいほど赤い液体が出ます。
なにか、生々しくて苦手と思う方も多いかもしれません。
これ、実は血じゃないんです。
これは、上記でも説明したミオグロビンが肉の中の水分と一緒に流れ出ただけのもので、全く害になるものではありません。
安心してお召し上がりくださいね。
最後に
手作り料理としては、なにか高嶺の花のイメージのあるローストビーフのレシピ、いかがでしたでしょうか。
押えるべきポイントはいくつもありますが、完成したときには、その感動の大きさに手間が一瞬にして報われることでしょう。
お祝い事などに、自家製ローストビーフ、是非一度チャレンジしてみてくださいね。