どうも、りょうです。
今回はパスタの王道、ペペロンチーノのレシピを紹介します。
決め手は何といっても乳化!
食材も調味料も極限までシンプル、なのに超濃厚でクリーミーかつ奥深い味わい。
乳化のポイントは必見です。
それでは、早速レシピを見てみましょう。
超濃厚クリーミー★しめじの乳化ペペロンチーノ★レシピ
手間: ★★☆☆☆
時間: ★★☆☆☆
難易度:★★★★☆
材料 (2人前)
パスタ | 200g |
塩(茹でる用) | 水の1%濃度分 |
にんにく | 2片 |
ベーコン | 40g |
しめじ | 1/2袋 |
輪切り唐辛子 | ひとつまみ |
オリーブオイル | 大さじ3 |
パスタの茹で汁 | 大さじ3 |
黒こしょう | 適量 |
※使用する食材・調味料は、化学調味料を含む添加物が不使用、または極力少ない商品を使用しています。
レシピ
にんにくを粗みじん切りに、ベーコンは1.5cm幅に切る。
しめじはほぐす。
鍋に水(分量外)と塩を入れ、パスタを茹でる。
水は、パスタが浸かるくらいのギリギリの量に調節する。 ←Point1
パスタの茹で時間は、パッケージに書いてある説明より1分短くする。 ←Point2
フライパンにオリーブオイルを入れ、広げる。
にんにく・輪切り唐辛子・ベーコンを加え、弱火で炒める。
にんにくの香りが立ち、ベーコンの表面がカリッとしてきたら火を止める。
炒めた具材を端に寄せる。
パスタが茹で上がる3分前を目安に、茹で汁を必要な分取っておく。 ←Point3
フライパンを傾け、オリーブオイルに茹で汁を少しづつ加え、泡立て器で都度混ぜる。 ←Point4
少しドロッと白っぽくなるまで混ぜたら、パスタが茹で上がるのを待つ。
パスタが茹で上がったら湯切りし、フライパンに加える。
黒こしょうを振り、パスタをソースに絡めるようによく混ぜたら完成!!
※味見をし、塩味が薄かった場合は塩を振り調節してください。
ポイント
ペペロンチーノを作る上で、最も重要な工程が「乳化」です。
ソースを乳化させることで、ペペロンチーノは格段に美味しくなります。
乳化とは
本来混ざり合うことのないもの同士が均一に混ざり合った状態のことです。
料理においては、水分と油が混ざり合った状態のことを指し、乳化したソースは、滑らかでまろやかな触感になります。
また、とろみが出て食材に絡み易くなり、味が均一に乗ります。
乳化の工程を含め、ポイントを順に抑えていきましょう。
Point1:茹でるお湯の量は出来るだけ少量に
茹で汁に溶け出したパスタのデンプン質が乳化のカギを握っています。
パスタを茹でるお湯の量はパスタが浸かるくらいの量に調整をしましょう。
たっぷりの量を使うと、ゆで汁が薄まってしまいます。
※乳化系のスープでないレシピは、その限りではありません。
Point2:パスタの茹で時間
パスタのパッケージに記載されている時間は、食べる時点での最適な時間です。
後にフライパンでソースと絡める際の時間を1分とし、パスタの茹で時間をその分1分差し引きましょう。
Point3:茹で汁は、茹で上がる3分前のものを使う
茹でるお湯の量の項目でも話した通り、乳化のカギはパスタから出るデンプン質です。
茹で始めのお湯ではデンプンが少ないため、使用する茹で汁は、茹で上がる3分前のものを目安に使用しましょう。
しっかりとデンプンが含まれた茹で汁を使うことで、乳化がうまく進みます。
Point3:うまく乳化させるコツ
2人前の場合は、3度に分け(大さじ1づつ)、フライパンを傾けて泡立て気でシャカシャカと30秒を目安に混ぜます。
この際、空気を含ませるように混ぜるのがコツです。
しっかりと混ざり合ったのを確認してから次の分量を注いでください。
一度に入れる茹で汁の量が多いと、分離しやすいので注意しましょう。
ソースが白濁していき、とろみが出たら完成です。
※ハンドミキサーを使うのもお勧めです。
泡立て気を使うより、滑らかな触感に仕上げることができます。
※泡立て器がない場合は、さいばしを使用しフライパンを振りながらかき混ぜるようにしてください。
豆知識
茹で汁は、「サポニン」という天然の界面活性剤が入っているので、食器の油汚れにも効果を発揮します。
普段、茹で汁を捨てている方、つくったパスタの食器洗いに一度使ってみては?
特に今回のように、油こってりのソースを使った料理の後の食器にこそ是非!
最後に
とにかくシンプルながら、乳化の手間を丁寧に加えることで、奥深く味わいのあるクリーミーなソースが絶品の、ペペロンチーノのレシピ紹介でした。
乳化ソース、クセになりますよ!
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