どうも、りょうです。
料理でにんにくやしょうがを使う場合、チューブの商品を使うと手間がかからず楽ですよね。
手軽に使えて、賞味期限も長い。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
本日は、にんにくチューブ・しょうがチューブの危険性について考察します。
食品添加物の温床★にんにくチューブ・しょうがチューブの危険性
にんにくチューブ・しょうがチューブの成分は、それぞれにんにく100%・しょうが100%でしょうか。
違います。
数種類の食品添加物などが入っています。
市販のにんにくチューブ・しょうがチューブそれぞれ、2社3種類の商品の原材料を調べ、添加物を並べてみました。
にんにくチューブ・しょうがチューブに入っている食品添加物
にんにくチューブ
にんにくチューブに入っていた食品添加物は以下です。
・ソルビトール
・セルロース
・環状オリゴ糖
・酸味料
・キサンタンガム(増粘・安定剤)
・香辛料抽出物
・香料
指定添加物ではありませんが、食塩・でんぷん・植物油脂も含まれていました。
いくつもの添加物を確認できます。
しょうがチューブ
しょうがチューブに入っていた食品添加物は以下です。
・ソルビトール
・セルロース
・加工デンプン
・酒精
・酸味料
・酸化防止剤(ビタミンC)
・キサンタンガム(増粘・安定剤)
・香料
指定添加物ではありませんが、醸造酢・食塩・でんぷんなども含まれていました。
にんにくチューブに入っていたものと同じ成分も多く見られます。
食品添加物の危険性
食品添加物は食生活を豊かにしてくれますが、まだ歴史が浅く、はっきりとわかっていない成分も多くあります。
日本では、厚生労働省が使用の基準を設定しています。
ですが、認可されている添加物の数は世界的に見てもかなり多く(※)、世界中で規制がされている「トランス脂肪酸」なども日本では問題なく使用されています。
※参考:厚生労働省「添加物規制に関する国際比較
それでは、それぞれの食品添加物の主な用途・効果と、問題視されている危険性について簡単に見てみましょう。
食品添加物 | 用途・効果 | 危険性 |
---|---|---|
ソルビトール | 甘味料・清涼剤 | 神経障害・白内障 |
セルロース | 増粘剤・安定剤・食物繊維 | – |
環状オリゴ糖 | 安定剤・乳化・無臭化・粉末化 | – |
加工デンプン | 増粘剤・安定剤・ゲル化剤・糊料・乳化剤 | 発癌性 |
酒精 | 殺菌料 | – |
酸味料 | – | 不明 |
キサンタンガム | 増粘剤 | – | 酸化防止剤(ビタミンC) | – | – |
香辛料抽出物 | 風味づけ | – |
香料 | – | 不明 |
※「酸味料」など一括表示のものは、原材料表記義務がないので危険性も不明
安全を求めるのなら
にんにく・しょうがは料理する際に使用する頻度も高く、チューブの商品を常用することは、そこに入っている食品添加物を常用する事になっていしまいます。
厚生労働省の許可済みとはいえ、まだ歴史の浅い添加物を体に蓄積させることに不安を覚える方も少なくはないはずです。
そこで・・・
対応策としては
・無添加のにんにくチューブ・しょうがチューブを使う
・生のにんにく・しょうがを使う
この2点があります。
無添加のにんにくチューブ・しょうがチューブ
それでは、添加物が一切入っていないにんにくチューブ・しょうがチューブの商品をご紹介します。
有機家 おろしにんにく
完全無添加、かつ全ての材料にこだわったにんにくチューブです。
有機家 生おろし生姜
にんにくと同じブランドの完全無添加しょうがチューブです。
変わり種ですが、こちらも無添加です。
S&B ガーリック あらびき
こちらは乾燥したにんにくです。
料理の仕上げにサッと一振りするだけで、手軽にガーリックの香りを加えることができます。
生にんにく・生しょうが
結局、生のものを使うのが一番安全、かつ香りが良いです。
チューブのにんにくやしょうがに慣れている方は、是非1度、生のものを使ってみてください。
とにかく風味が良く、料理の美味しさにびっくりされるかもしれません。
最後に
にんにくチューブ・しょうがチューブの危険性についての考察でした。
改めて、各特徴を簡単にまとめました。
香り | 利便性 | 保存性 | コスパ | 安全性 | 入手しやすさ | |
---|---|---|---|---|---|---|
チューブ | × | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ |
無添加チューブ | × | ◯ | ◯ | × | ◯ | × |
生 | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | ◯ |
いかがでしたでしょうか。
上記の表を見れば、生活スタイルによって、どれが自分に合っているかわかるのではないでしょうか。
でも時間に余裕があれば、生のものを使って料理してみてくださいね。
料理は、その一手間で美味しくなるんです。
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